CO2削減提案事業
法人CO2削減提案事業
現在、日本を含む120以上の国・地域が、2050年の二酸化炭素排出実質ゼロ実現の目標を掲げています。
直近の目標として、2030年に2013年度比で46%削減し、さらに高みの50%削減に向けて挑戦することが掲げられており、
その目標達成に向け、大企業だけではなく、サプライチェーン全体での取り組み強化が求められてきています。
しかしながら、「実際にどのような取り組みをすればよいのか分からない」という法人事業者様も多くあり、 当社では、そのような法人事業者様に対して、主に以下の3つの方法で二酸化炭素排出削減のご提案を行なっております。
【1】工場・施設への自家消費型太陽光発電システム導入
再生可能エネルギーである太陽光発電を導入し、発電した電力を自家消費することでCO2排出量を削減します。
自家消費型太陽光発電システムの導入により、Scope1(自社活動で燃料を燃やすなどして直接排出したもの)と、
Scope2(外部から供給された電気等を使用したことによる間接排出)の排出量を大幅に削減することが可能です。
(1)CO2削減量について
太陽光発電によるCO2排出量は、パネルの種類にもよりますが、平均で1kWhあたり33g程度と言われ、火力発電によるCO2排出量は、1kWhあたり690g程度と言われています。
単純にその差を求めれば、1kWhあたり657g程度のCO2を減らすことが出来るということです。
仮に年間発電量100kWの自家消費型太陽光発電システムを導入した場合、年間期待発電量はおよそ100,000kWhとなり、
この数字に1kWhあたりのCO2削減量657gを掛けると、年間のCO2削減量は、65,700,000g(65.7t)となります。
(2)自家消費型太陽光発電システム導入のその他メリット
自家消費型太陽光発電システムを導入することにより、CO2削減以外にも以下の5つのメリットがあります。
電気代の大幅削減(経営効率化)
昼間のピーク電力を太陽光発電で補うことで、購入電力量と電気代を削減することが出来ます。
また、電力料金高騰リスク対策にもなり、安定的な電力供給を実現します。
非常時・災害時のBCP(事業継続計画)対策
蓄電池を併設すれば、停電時の非常用電源としての利用が可能となり、災害時の損害を最小限に抑えるための事業継続性強化に貢献します。
設備の資産価値向上
設備寿命が20~30年と長いので、継続的な資産価値を保持します。
長期的な設備投資としての経済合理性が高いです。
環境貢献(ESG・SDGsへの対応)
CO2排出量削減効果をアピールでき、企業イメージの向上に貢献します。
ESG評価やSDGs推進に積極的に貢献することになります。
補助金活用による初期投資コストの軽減
自家消費型太陽光発電システムを対象とした国や自治体からの補助金を活用することで、初期費用を大幅に軽減すれば、
投資回収期間が短縮(平均5~8年程度に短縮可能)され、高い投資利回りを得られます。
補助金制度には期限や予算枠があるため、初期投資負担軽減による高い投資利回りとするためには、早期導入、早期の補助金申請が肝要です。
(3)電気代削減効果シミュレーション
(2)の①電気代の大幅削減について、どのくらいの削減効果があるのかをシミュレーションしましたので、ご参考ください。

中規模工場(年間消費電力:100万kWh、発電容量:300kW)の場合で試算
年間発電量約30万kWh × 電力単価20円 = 年間約600万円の電気代削減
(※ピーク電力削減により基本料金の低減も可能。)
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助成金の申請から設置工事まで
トータルでサポートします。
【2】業務用空調機の更新
従来型の古い業務用空調機を最新の業務用空調機に入れ替えることで使用電力量を減らし、CO2排出量を削減します。
(1)CO2削減量について
導入前の古い空調機と入れ替えた最新の空調機の性能差、更新する空調機の数などによって異なるため一概には言えませんが、
設備更新により数百トン程度の削減が見込まれます。
(※条件により削減量の数値は変わります。あくまで1つの目安とお考えください。)
(2)業務用空調機更新のその他メリット
業務用空調機を更新することにより、CO2削減以外にも以下の5つのメリットがあります。
電気代の大幅削減(省エネ化)
最新の業務用空調機は従来型に比べて消費電力を約30~50%も削減します。
年間を通じて空調を稼働する施設や工場、商業施設では、電力使用量減による電気代削減が見込まれ、大きなコスト削減に繋がります。
老朽化による故障リスクの低減
古い空調機は故障率が高くなり、修理・メンテナンス費用が増加する傾向にあります。
新しい空調機への更新により稼働が安定し、故障による快適性・生産性の低下を防ぎ、メンテナンスコストも大幅に抑えられます。
快適性・生産性の向上
最新型の空調機は温湿度管理の精度が高く、快適な職場環境を提供します。
製造品質が安定するのはもちろん、従業員の健康や集中力を向上にも繋がり、生産性・業務効率の改善に貢献します。
環境貢献(ESG・SDGsへの対応)
CO2排出量削減効果をアピールでき、企業イメージの向上に貢献します。
ESG評価やSDGs推進に積極的に貢献することになります。
補助金活用による経済性向上
空調設備更新に際して活用出来る補助金制度は、国や各自治体から様々出ているので、うまく活用すれば初期投資負担を軽減することが出来ます。
補助金が活用出来れば、投資回収期間が短縮(通常4~6年程度)され、導入メリットがより高まります。
(3)電気代削減効果の具体例
施設規模(参考) | 従来空調設備の年間電気代 | 削減率 | 年間削減額(目安) |
---|---|---|---|
中規模オフィスビル | 500万円 | 約40% | 約200万円 |
大型商業施設 | 1,000万円 | 約30% | 約300万円 |
工場(大型空調) | 1,500万円 | 約50% | 約750万円 |
※設備の稼働状況や施設の用途により異なります。
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【3】LEDへの更新(オフィス・施設・工場向け)
従来型の古い蛍光灯や水銀灯をLED照明に切り替えることで使用電力量を減らし、CO2排出量を削減します。
(1)CO2削減量について
導入前の古い蛍光灯や水銀灯と入れ替えたLEDの性能差、更新する照明の数などによって異なるため一概には言えませんが、
取り替えにより19t/年程度の削減が見込まれます。
(※年間点灯時間2,500時間の蛍光灯300台をLEDに変えた場合の概算値です。条件により削減量の数値は変わります。あくまで1つの目安とお考えください。)
(2)LEDへの更新のその他メリット
LED照明に更新することにより、CO2削減以外にも以下の5つのメリットがあります。
コスト削減・経営効率化の実現
照明はオフィスや工場の電力消費の20~40%を占めることが多いため、従来型の古い照明器具をLED化することで電気代を大幅に削減出来ます。
また、LEDは長寿命なので、交換・保守費用も削減可能となり、トータルコスト(ライフサイクルコスト(LCC))の改善に繋がります。
安全性・防災性の向上
LEDは熱をほとんど発しないため、火災や高温によるリスクを抑制出来ます。
また、紫外線や有害物質(水銀等)の放出もなく、作業環境の安全性も向上します。
照明品質向上による作業効率・生産性アップ
LEDは明るさが均一で瞬時点灯が可能です。明るい環境ですぐに作業ができ、目の疲労軽減、作業精度向上により生産性の向上が期待出来ます。
工場ラインや精密作業場などでも、安全かつ効率的な作業環境の実現に繋がります。
環境・SDGs・ESG投資への対応
CO₂排出削減による環境貢献をアピールでき、企業の社会的責任(CSR)やESG評価の向上に寄与します。
ISO14001(環境マネジメント)などへの対応などと相まって、企業イメージの向上に繋がります。
投資回収までが早い
一般的にLEDへの設備投資は2~5年以内に回収でき、その後は電気代削減分がそのまま利益となります。
(3)電気代削減効果の具体例
① 電気代削減効果例
用途(参考) | 従来照明 | LED照明 | 電気代削減効果 |
---|---|---|---|
オフィス(蛍光灯) | 40W×100本 | 16W×100本 | 約60%削減 |
倉庫(水銀灯) | 400W×20台 | 100W×20台 | 約75%削減 |
工場(蛍光灯) | 110W×50本 | 40W×50本 | 約64%削減 |
※点灯時間等の条件により異なりますが、年間の電気料金が数十万~数百万円単位での削減が期待出来ます。
② 空調負荷低減による相乗効果
LEDは発熱量が少ないので、冷房の負荷が低減して電気使用量を抑制することから、冷房費用を約5~10%削減出来ます。
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ご依頼の流れ
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STEP01
お問い合わせ
まずはお気軽にお問い合わせください。
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STEP02
ヒアリング
所在地、設備内容、ご要望など、必要事項をヒアリングいたします。
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STEP03
現地調査
工事を行う現地を調査します。
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STEP04
システム設計・お見積り
ヒアリング内容に基づきシステム設計を行い、ご提案・お見積りいたします。
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STEP05
ご契約
ご提案・お見積り金額にご納得いただけましたらご契約となります。
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STEP06
施工
ご契約内容・仕様書に基づき、工事を実施します。
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STEP07
お引き渡し
工事完了後、立ち会いのもとご確認いただき、お引き渡しとなります。
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お問い合わせ
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